2024年2月15日(木)、京葉線209系として1編成で孤軍奮闘するケヨ34編成が、通勤快速君津行の運用に入りました。
京葉線では現在、朝の成東/勝浦➝東京・上総湊➝東京間、夜の東京➝成東/勝浦・東京➝君津間で合計2往復の通勤快速が運転されています。
しかし、2024年3月のダイヤ改正によって京葉線は朝夕のほとんどの列車の各駅停車化が行われるため、通勤快速も全列車が各駅停車に格下げとなり消滅します。
京葉線の通勤快速は、その停車駅の少なさで知られており、京葉線内は都心部の東京・八丁堀・新木場を出ると、一気に京葉線区間の終点である蘇我まで止まりません。
新木場〜蘇我間では怒涛の12駅連続通過。特急列車も止まる海浜幕張さえも通過します。いかにこの種別が、房総半島への通勤通学輸送に特化しているかを示していると思います。
また、某ネズミ帝国の出入口「舞浜駅」を通過するのも特徴(下写真)。誤乗車すると大変です笑
「通勤快速」を誇らしげに表示するケヨ34。この表示も間もなく見納めです。
↑東京19時18分発。平日限定の運行です。
京葉線通勤快速には、この貫通編成07運用(内房線)の他に、分割編成を使った東金線成東/外房線勝浦発着の一往復もあります。上り列車は上総湊発に近い時間で、下り列車は東京を君津行より1時間ほど早く発車する時間で走っています。
こちらは首都圏在来線に残る数少ない多層建て列車となっていて、途中誉田駅で切り離しをしています。昔は五日市線/八高線、西武拝島線/多摩湖線などでも多層建て列車が見られましたが、現在ではほとんど見られません。
現在は平日は通勤快速、土休日は快速として運行されていますが、ダイヤ改正以降はこちらも各駅停車に格下げ予定。勝浦発着は上総一ノ宮までに短縮されそうです。(車内の路線図より判明)
今回は、京葉線通勤快速(209系ケヨ34編成中心)をご紹介しました。最後までお読み下さり、ありがとうございました。
余談:最後かもと思って乗りに行ったのに、6日後にまた充当されそうという…💦