なんと、最後まで原型を留めた前面形状でファンを魅了していた、8713×10が更新工事に入ったようで。
6月のミステリートレインで、突如として前面に赤帯が復活。7000系引退以来の「赤い相鉄」の復活でした。東急3000系と並んだときは、10年前にタイムスリップしたようでしたよ。
当初エラーだった車番のフォントも、数週間後には修正され、原型顔最後の夏を過ごしました。
そして、8/27の撮影会後に、前面の赤帯は終わりました。が、なんと翌日、CIカラーで原型顔のまま、営業運転に復帰しました!2日間のみでしたが、原型顔最後の花道となりました。(見たかった…)
↓8712×10 原型顔時代
↑8711×10 顔面整形後
私が初めて相鉄に乗ったとき、一番多く走っていて(当時は12編成在籍)、「まーたこいつだ」と思っていた顔ですが、その個性的な姿は、少し前の相鉄を代表する顔だったように思います。しかし、いつの間にか、廃車と更新工事により、絶滅。日々の記録の大切さを実感しました。
これで、前面下部に前照灯が2灯という、平成の相鉄を彩った特徴も、消滅です。 経費削減が叫ばれるご時世、仕方のないことなのでしょうが、ファンとしてはやはり寂しいものですね。8713×10に半更新が行われることで、相鉄から失われるものをまとめました。
・前面下部中央の前照灯
・行先ー種別 の順で表示される前面行先表示機
・7セグメントマグサイン式運番表示機
・自動放送非搭載車
ありがとう、相鉄8000系原型顔車。