相鉄10000系は、10両3編成、8両5編成が在籍します。JRののE231系をベースに設計され、旧来の相鉄から方針をガラリと転換したことで嫌われている側面もありますが、近年は機器更新が進行中です。そんな相鉄10000系の「今」をまとめました。
①機器更新車 YNB
機器更新をJR長野総合車両センターで受けた編成で、かしわ台車両センターにてYNB化されました。10両の10701×10編成、8両の10704×8編成の2編成が該当します。
②機器更新車 CIカラー
JR長野総合車両センターで機器更新を受けたものの、YNB化はされずに運用に復帰した編成です。11000系と似た外観ですが、側面で見分けられるほか、前面でもライト上の形状などで見分けが可能です。
10両の10702×10編成、8両の10703×8編成の2編成が該当します。
③未更新車 CIカラー
機器未更新の編成で、可愛い前照灯が特徴です。音鉄に人気があります。
10両の10708F、8両の10705F、10706F、10707F の4編成が該当します。
④まとめると…
①•••10701×10編成 (10連YNB)
②•••10702×10編成 (10連機器更新済・CIカラー)
③•••10703×8編成 (8連機器更新済・CIカラー)
④•••10704×8編成 (8連YNB)
⑤•••10705×8編成、10706×8編成、10707×8編成 (8連機器未更新車)
⑥•••10708×10編成 (10連機器未更新車)
恐ろしいですね。全部で8編成しか存在しないにも関わらず、6つものバリエーションがあります。(分け方によっては変わると思いますか…)
東急やJRとの直通にばかり目が向けられている気がしますが、もし相鉄に乗る機会があれば、都心直通対応車だけでなく、10000系にも注目してみてください。
最後までご覧下さりありがとうございました。