にまきゅーの作業部屋

鉄道系ブログ(関東中心)。見た・乗った鉄道について気まぐれに語ります。

【特急券】在来線 諫早→長崎 B自由席特急券

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 JR九州諫早駅(自動券売機)発行、諫早→長崎 (在来線特急かもめ号)のB自由席特急券です。JR九州の 型券です。磁気券ですが自動改札機を通す必要のある場面はありません。

 

 こちらは2021年春に購入し、実際に使用したきっぷとなっています。

 

 皆さんご存知のとおり、2023年9月23日に西九州新幹線が開業、この区間を走る定期特急は廃止され、新幹線へとその役目を受け継ぐ形となっています。そのため、この切符は現在購入することはできません。

 新幹線となったことで、価格も変化しており、今回の諫早ー長崎間の特急券では、

 

 在来線特急かもめ B自由席特急券 310円

 新幹線かもめ  自由席     870円

 

となっております。

(ま、諫早ー長崎の短区間で新幹線を使う人がいるのかは疑問ですが笑)

 

 

このように、過去あった列車に思いを馳せることができるのも、きっぷ鉄の醍醐味ですね。(私はきっぷ沼にはまだまだ浸かりきれていませんが)

 

 

 

 

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

ありがとう、相鉄8000系原型顔 〜8713×10 更新工事開始〜

 なんと、最後まで原型を留めた前面形状でファンを魅了していた、8713×10が更新工事に入ったようで。


 6月のミステリートレインで、突如として前面に赤帯が復活。7000系引退以来の「赤い相鉄」の復活でした。東急3000系と並んだときは、10年前にタイムスリップしたようでしたよ。

 当初エラーだった車番のフォントも、数週間後には修正され、原型顔最後の夏を過ごしました。

 そして、8/27の撮影会後に、前面の赤帯は終わりました。が、なんと翌日、CIカラーで原型顔のまま、営業運転に復帰しました!2日間のみでしたが、原型顔最後の花道となりました。(見たかった…)

 

 

 

↓8712×10 原型顔時代
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↑8711×10 顔面整形後

 

 私が初めて相鉄に乗ったとき、一番多く走っていて(当時は12編成在籍)、「まーたこいつだ」と思っていた顔ですが、その個性的な姿は、少し前の相鉄を代表する顔だったように思います。しかし、いつの間にか、廃車と更新工事により、絶滅。日々の記録の大切さを実感しました。

 

 

 これで、前面下部に前照灯が2灯という、平成の相鉄を彩った特徴も、消滅です。 経費削減が叫ばれるご時世、仕方のないことなのでしょうが、ファンとしてはやはり寂しいものですね。8713×10に半更新が行われることで、相鉄から失われるものをまとめました。

・前面下部中央の前照灯

・行先ー種別 の順で表示される前面行先表示機

・7セグメントマグサイン式運番表示機

・自動放送非搭載車

 

 ありがとう、相鉄8000系原型顔車。

 


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【車両レポ】近鉄が魔改造をしたらしいので見てきた。〈1620系 VG23 A更新〉

 
↓これ、近鉄やで。(なんか変…?)

 近鉄大阪線で運用されている、1620系VG23編成。いつもの近鉄…、と思いきや、色々と変わった部分があるのをおわかりいただけるでしょうか。

↑VG 23  ↓同時期製造の他編成

↑同時期製造の他の編成

 

 実はこの編成、今年の7月末に、リニューアル(A更新)を終えて、営業運転に復帰したばかりなんです。近鉄VVVF通勤車では、初めてA更新を受けたこともあり、色々と魔改造感満載となっています。

 

①外観上の差異

前照灯移設(LED化)

 今までは上部に左右一灯ずつのシールドビームでしたが、前面下部に左右横8個ずつのLEDに変更されています。

 ロービームで4灯、ハイビームで8灯全てが光る仕様です。



・尾灯移設、種別灯と共用に

 今までは下部にあった尾灯と種別灯が上部(それまで前照灯のあった位置)に移動。同時にLED化して共通化されました。






・行先表示機フルカラーLED化

 これまでも大阪線名古屋線の一部編成で採用されたことのある、フルカラーLEDのものに変更されています。

 日本語表記と英語表記が交互となっています。また、駅ナンバリングの表示にも対応しています。


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(幕切れスミマセン…)

 

・先頭部転落防止幌の設置

 今回、一番の違和感なのはこれでしょう(笑)

 JR西日本がつけているような、転落防止幌が設置されています。実物を見る限り、来年度からの投入が予定されている新型車両との同一品でしょうか。

 今後既存車にも波及するのか注目です。


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②車内の差異

・モケット更新

 今までは近鉄らしい赤い無地のものでしたが、赤い花柄のものに変更されています。

 これは今回初採用のもの(近年のモケット更新ではグレーのものが採用されていたため)であり、今後他の車両のモケット更新の際にも採用されるのか注目です。

 また、8000系列のB更新と同様。スタンションポールも設置されました。



・袖仕切り大型化

 近鉄としては初めて、大型の袖仕切りが採用されました。

 透明で、一部がグラデーションで白色がかっています。これなら立ち客と座っている客が互いに接触しないので安心ですね。(2000年代登場のシリーズ21でこれを採用しなかったのは何故?)



・LED照明の採用

 今までのカバー付き蛍光灯から、LED照明に変更されています。相鉄の多くの車両で採用されているものに似た形状で、直接真下を照らすことはしない構造です。

 


・つり革の変更

 ただの丸いものだったのが、少々独特な物となりました。ドア前は高さの高いもの、そうでない場所には2種類の高さのものが設置されており、より多くの人にとって掴まりやすいよう配慮されています。

優先席付近は黄色くなっており、高さも一番低いものに揃えられています。



・謎のLCD設置(使用停止状態)

 扉の鴨居部に千鳥配置で、謎のLCDが設置されています。が、使用していない状態です。

 来年度から登場する新型車両と同一品ということも想像できますが、大阪線には(少なくとも初年度は)新型車両は入ってこないはずですので、どのタイミングで使用開始されるのか注目ですね。(ある程度リニューアル車の編成数が揃って、併結相手を固定できたら、ですかね。)

 近鉄では近年、1020系列等にLCDを設置してきましたが、そちらがよくある17インチのものなのに対して、今回設置されたものは阪急等にありそうな、大きいものとなっています。何故変えた…



・化粧板更新

 今までのものは経年で黄ばんでいましたが、今回一新されました。扉や妻面は木目調、それ以外も明るい色合いのものとなりました。詳しくは画像を見てください。

 

・扉開閉予告灯設置

 鴨居部に、一つの乗降口について左右一つずつ設置されています。

 

 

 

まとめ

 1620系A更新車の特徴について、おわかりいただけたでしょうか。

 今回紹介したVG23編成は、近鉄大阪線の、大阪上本町〜青山町間で運用されています。4両単独、または他の編成と併結して6-10両で運行されています。

 運行ダイヤは非公開ですが、興味のある方、また近鉄に興味のある方、はたまた近鉄沼に足を突っ込むきっかけを探していたみなさん、VG23編成に乗ってみてはどうでしょうか。

 


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でも、これだけ車体に徹底的なリニューアルを施したんだから、最後にひとこと。

 

なんで足回り未更新なんだよ!!!

 

 

【連絡乗車券】新今宮(南海電鉄)→中百舌鳥→泉北高速線290円区間


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 南海電鉄新今宮駅(自動券売機)発行、中百舌鳥連絡で泉北高速鉄道290円区間(光明池駅)までのきっぷです。南海のエドモンソン券です。

 

 泉北高速鉄道南海電鉄では、列車の相互直通運転が行われており、また区間によっては乗継割引が適用されるため、連絡乗車券が発売されています。

 

 今回は南海→泉北の連絡乗車券を購入しましたが、逆方向(泉北→南海)の場合でも、きっぷの柄は同じもののようです。

 

 

 実際に使用し、使用後は自動改札機に吸い込ませました。


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【連絡乗車券】小田急新宿→JR東海浜松(松田、大岡、東海道経由) 出札補充券

 小田急新宿駅発行、新宿(小田急)→浜松(JR東海) 松田連絡の乗車券です。経由は松田、大岡、東海道です。


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 出札補充券での発行となりました。価格は、4210円です。

 小田急からJR東海への連絡運輸は、松田接続で浜松までとなっています。

 特急ふじさん号利用で多くの人が利用する御殿場までは、自動券売機での購入が可能で、磁気券での発行となりますが、浜松までの場合は補充券対応となるようです。

(静岡までは磁気券、そこから先浜松までは補充券といった情報もみたことがありますが、真偽不明。)

 

 小田急線各駅ーJR東海TOICAエリア各駅間利用では、ICカードでの乗車が不可(JR同士でも、例えば湯河原ー函南は不可 なのと同じ理由と思われます)なので、連絡乗車券が不可欠となる数少ない区間です。

 

 補片券なので、当然自動改札機は通れません。有人窓口を通る必要があります。最初に入場するときには入鋏印、途中下車するときには途中下車印をもらいましょう。(これを知らない駅員さんもいるので、わかりやすくお願いすると良さそうです。)

 

 補充券が売られることもほとんどないのでしょう。「平成」と書かれているものに、訂正印が押してありました。


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 新宿駅の2階窓口で購入しました。なお、南口や一階などでの購入はおすすめしません。

 また、混雑時を避けるなど、周りの人への配慮を忘れずにお願いします。

 

 また、(制度上はこの乗車券は購入可能ですが)分割での購入を勧められたり、「買えません」の一点張りを窓口でされた場合は、その日の購入は諦めたほうがよさそうです。(ルートのメモなどを作成しておき提示するのも効果的かもしれません。)

 

 その他気をつけるべき点として、このような乗車券は、乗車当日にいきなり窓口に行っても、購入は大抵不可能です。

 その理由として、JR東海に確認をすること、エラーを防ぐこと、そして手書きすることの手間が考えられます。

 余裕をもって事前にお願いをする日で一日、きっぷを受け取る日(買う日)で一日、それぞれ乗車日とは別に、窓口へ行く必要があることは覚えておいてください。感謝の気持ちを忘れずに。

 

 この乗車券は撮影後に実際に使用し、途中下車印を少しいただいて、静岡で途中下車、前途放棄しました。(補充券は基本的に、不正利用対策で無効印をもらって記念に持ち帰ることができないため。)

 

 

 最後になりますが、手間をかけてきっぷを作ってくださった小田急新宿駅の駅員さん、途中下車印を押してくださった御殿場、沼津、静岡の駅員さん、ありがとうございました。

 

 

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

 


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【フリーきっぷ】京成電鉄 下町日和きっぷ 京成上野駅発行


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京成上野駅発行、下町日和きっぷです。

 

京成本線 京成上野〜江戸川間、

京成押上線 青砥〜押上間、

京成金町線 京成高砂京成金町間が、一日乗り降り自由の切符です。

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大人で510円と安価であり、乗車区間によっては往復するだけで元が取れる場合もあります。

 

PASMOに情報を書きこむ方法での購入も可能です。京成線都区内区間へお出かけの際は、使用してみてはどうでしょうか。


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【連絡乗車券】自由が丘(東急線)→渋谷→東京メトロ210円区間

 東急線自由が丘駅(自動券売機)発行、渋谷連絡で東京メトロ210円区間までの切符です。東急のエドモンソン券です。

 首都圏では2023年3月に、連絡運輸が各社軒並み縮小されましたが、この区間は需要があることもあり継続発売されています。

 なお、東京メトロ一部駅から東急線への連絡運輸も行っていますが、相鉄線への連絡はありませんのでお気をつけ下さい。(ICカードでは精算無しで乗車できますが。)

 

1編成のみの異端児! 南武線の「E233系8500番台」N36編成

E233系8500番台 稲城長沼にて

 現在はE233系のみが活躍する、南武線。6両編成が36本在籍しています。その中でも、1編成だけ、変わった車両がいることを、ご存じでしょうか? その編成とは、N36編成です。

今回はそんな、南武線の異端児を紹介したいと思います。

 

N36編成の特色

他の編成と比べて多くの違いがありますが、ここでは目立つものを中心に紹介します。

現在もある違い

・ドアボタンがついている(使用停止中) 

列車番号表示器が行先表示器と一体になっている

・行先の表示方法が違う

・番台が違う(他の編成は8000番台、N36編成のみ8500番台)

現在は見られなくなった違い

・座席モケットがオレンジ色(中央線用0番台と同じ)

・室内灯が蛍光灯(8000番台は登場時からLED)

→転属後に8000番台と同じものに交換

 

パッと見わかることだけでも、これだけの差があります。

8500番台 N36編成の半自動ドアボタン(使用停止中)

列車番号と種別・行き先を同じ表示器で表示する8500番台
(表示切れてしまってすみません…)

 

どうしてこうなった?

なぜ、N36編成だけが、こんなにも他の編成と違いがあるのか。その理由は、

「青梅・五日市線から転属してきた『中古車』だから」です。

元々この編成は、0番台として青梅線五日市線で活躍していました。だから、南武線にやってきた今でも、0番台時代の特徴を残しており、他の南武線E233系(8000番台)とは違いが生まれている、というわけです。

 

 2016年時点で、南武線では、35編成のE233系8000番台とともに、1編成のみ209系2200番台の「ナハ53編成」が活躍していました。本来は、35編成のE233系8000番台で、既存の205・209系を全て置き換えられるはずでした。 しかし、置き換え開始の直前に、南武線では運用が1つ増えてしまいました。本当は、新型のE233系8000番台の投入本数も1編成増やさなければいけないのですが、何らかの事情で投入本数を増やせませんでした。その結果、209系が1編成のみ残ってしまっていた、というわけです。

 しかし、1編成のみ209系が残っている状況は、乗客からしても、保守の現場からしても、あまり喜ばしいことではありません(鉄道ファンだけは嬉しいですが…)。そこで、209系ナハ53編成を置き換えることにしました。

 

 そんな時ちょうど、立川で顔を合わせる青梅線では、E233系0番台の6両編成が余り気味でした。そこで、そのうち1編成を南武線に連れてきて、209系を置き換えることにしたのです。そこで登場したのが今回の主役「N36編成」です。

 帯色の変更、LCD取り替え(17インチ化)などを行い、2017年3月15日より南武線での営業運転を開始しました。その後、モケット交換や室内灯LED化等の、8000番台に近づける改造を行いつつも、先述した特徴も残ったまま現在に至ります。

 

8500番台 N36編成に会うには?

 現在の運用区間は、南武線の川崎〜立川間。限定運用は設定されておらず、8000番台35本と同じ運用に入っています。(つまり、普通に南武線に乗った場合、出会える確率は1/36ということになります。)

 どうしてもN36に会いたい! という方は、運用情報まとめサイトさんをチェックするか、前日の運用から予想するか、Twitter等で目撃情報を探してみると良いのではないでしょうか。

 

 

 今回は、1編成のみの異端児、南武線E233系8500番台「N36編成」について紹介しました。

 最後までお読みくださり、ありがとうございました。

 

こちらは8000番台(南武線生え抜き)。運番表示は前面窓の左下。

 

渋谷駅工事の影響で増発された埼京線・湘南新宿ライン

みなさん、お久しぶりです。nanaman_trainです。今回は、半年以上!前に書いていたものの投稿できていなかった記事を紹介します。

 

2023年1月7•8日、山手線は渋谷駅の工事のため、外回り大崎→池袋間で区間運休しました。その代替として、埼京線が増発されたほか、臨時列車が運転されましたため、見に行ってみました。

 

①臨時普通列車(大崎新宿ライン)

臨時列車新宿行き 大崎にて

1番の目玉はこれでしょう。新宿〜大崎間で、臨時の普通列車が運転されました。前回の渋谷駅工事時には品川発着だったものの行き先が変更されたかたちでしょうか。

E231系E233系の併結編成が使われており、新宿は相鉄線直通が池袋まで延長された分で浮いた2番線ホーム、大崎はりんかい線の折り返しが減ったことで浮いた6番線ホームを使用していました。

が、約1時間に一本の運転で、区間も短かったこともあり、一般の方の乗車は少なめで、鉄道ファンが多いという印象でした。

 

相鉄線直通列車が池袋まで延長

池袋駅1番線に停車中の相鉄12000系

相鉄線直通列車が池袋まで延長運転されました。それに伴い、相鉄の12000系が池袋・板橋電留線まで乗り入れました。

相鉄車による池袋行きは、平日ダイヤでは設定があるものの、土休日ダイヤでの設定はないため、珍しいものとなりました。

大崎に停車中の相鉄12000系 池袋行

また、延長運転に伴い折り返し列車が通常と異なることとなったため、所定相鉄車の運用にJR車が入り、E233系が相鉄横浜へ行ったようです。(まあ、私は見に行けなかったのですが。)

 

埼京線赤羽行が大量発生

各駅停車赤羽行き 大崎にて

埼京線が増発されたことにより、増発分は赤羽発着となったため、通常は早朝深夜とラッシュ時のみに運行される赤羽行が、日中に大量に運行されました。

また、埼京川越線は全列車が通常とは異なる列車番号を使用しており、私が見た限りでは、原則9000番台(+KまたはF)、埼玉県区間からの相鉄線直通列車は5000番台(+KまたはF)、池袋発着の相鉄線直通列車は池袋〜新宿間で9***M、池袋〜板橋電留線間で6***Kとなっていました。

 

いかがでしたでしょうか。今回は鉄道趣味者にはたまらない2日間でしたね。一方でその脇で工事を昼夜を問わず進めて下さった関係者の皆さん、ありがとうございました。

渋谷駅の工事はまだまだ続きますので、今後とも目が離せませんね。

ということで、ご覧くださいありがとうございました。

3つの顔がある相鉄10000系

相鉄10000系は、10両3編成、8両5編成が在籍します。JRののE231系をベースに設計され、旧来の相鉄から方針をガラリと転換したことで嫌われている側面もありますが、近年は機器更新が進行中です。そんな相鉄10000系の「今」をまとめました。

 

①機器更新車 YNB

鶴ヶ峰にて

機器更新をJR長野総合車両センターで受けた編成で、かしわ台車両センターにてYNB化されました。10両の10701×10編成、8両の10704×8編成の2編成が該当します。

 

②機器更新車 CIカラー

西谷にて

JR長野総合車両センターで機器更新を受けたものの、YNB化はされずに運用に復帰した編成です。11000系と似た外観ですが、側面で見分けられるほか、前面でもライト上の形状などで見分けが可能です。

10両の10702×10編成、8両の10703×8編成の2編成が該当します。

 

③未更新車 CIカラー

相模大塚にて
(この編成は現在YNB化されています…)

 

機器未更新の編成で、可愛い前照灯が特徴です。音鉄に人気があります。

10両の10708F、8両の10705F、10706F、10707F の4編成が該当します。

 

④まとめると…

①•••10701×10編成 (10連YNB)

②•••10702×10編成 (10連機器更新済・CIカラー)

③•••10703×8編成 (8連機器更新済・CIカラー)

④•••10704×8編成 (8連YNB)

⑤•••10705×8編成、10706×8編成、10707×8編成 (8連機器未更新車)

⑥•••10708×10編成 (10連機器未更新車)

 

恐ろしいですね。全部で8編成しか存在しないにも関わらず、6つものバリエーションがあります。(分け方によっては変わると思いますか…)

 

東急やJRとの直通にばかり目が向けられている気がしますが、もし相鉄に乗る機会があれば、都心直通対応車だけでなく、10000系にも注目してみてください。

 

最後までご覧下さりありがとうございました。