にまきゅーの作業部屋

鉄道系ブログ(関東中心)。見た・乗った鉄道について気まぐれに語ります。

【カオス】1編成に3つの内装⁉ 東急5080系5189F

f:id:nanaman_train:20231216153008j:image

 東急5080系、5189F。東急目黒線を中心に、相鉄線都営三田線東京メトロ南北線埼玉高速鉄道線にも直通し、広い範囲で運用されています。

 

 そんなこの編成には、8両化時にとっておきの特徴ができました。なんと…

3種の内装が混在!

 ということで、今回は、実際の画像を交えて紹介したいと思います。
f:id:nanaman_train:20231216164301j:image

 

 

内装①…目黒線オリジナル

2008年製造、5080系らしい内装の車両です。

 

全体的に寒色系の内装です。

1〜3、6〜8号車が該当します。

 

〈座席〉
f:id:nanaman_train:20231216153420j:image
紫色の、スゴクカタイ座席になっています。

 

〈荷棚〉

f:id:nanaman_train:20231216153502j:image

平成生まれにも関わらす、金網です。

 

LCD

f:id:nanaman_train:20231216153549j:image

5080系らしく、目黒線のカラー紫を使用しています。

 

〈つり革〉

f:id:nanaman_train:20231216153658j:image

高さが低いものと高いものを組み合わせている、正三角形に近い形のつり革です。

 

〈袖仕切り〉

f:id:nanaman_train:20231216153924j:image

白く、三角形に近いです。

 

〈銘板〉

f:id:nanaman_train:20231216153842j:image

2008年、東急車両製です。

 

 

内装②…大井町線っぽさ全開

2017年、大井町線急行7連化に伴い新製された、元・大井町線6000系の車両。

 

大井町線にQシートが投入されて、車齢数年で余剰となってしまっていたところ、運良く8連化のため車両がほしかった目黒線に拾ってもらっています(笑)

 

全体的に暖かい色の内装です。

4号車が該当します。

 

〈座席〉

f:id:nanaman_train:20231216154807j:image

大井町線のラインカラー「オレンジ」のモケットをそのまま受け継いでいます。

 

〈荷棚〉

f:id:nanaman_train:20231216154959j:image

荷物が落ちにくく、見栄えの良いタイプです。

5050系の後期製造編成等でも採用されています。

 

LCD

f:id:nanaman_train:20231216155126j:image

クリーム色で、大井町線6000系と同一品となっています。

 

〈つり革〉

f:id:nanaman_train:20231216155227j:image

先述の内装①と同じです。

 

〈袖仕切り〉
f:id:nanaman_train:20231216160044j:image

先述の内装①と同じです。

 

〈銘板〉

f:id:nanaman_train:20231216155312j:image

妻面が木目調なのは、目黒線系統では元大井町線の車両だけに見られる特徴です。※貫通路を除く

2018年、総合車両製作所製です。

 

内装③…ピカピカの新造増結車

2021年、相鉄東急直通線開業に向けて、目黒線の車両を8両化した際に、新しく作った車両です。

 

最新系列の20系シリーズの内装を、一部反映して作られています。

 

緑や茶色などの、優しい色合いの内装です。

5号車が該当します。

 

〈座席〉
f:id:nanaman_train:20231216155956j:image

緑色のモケットです。2020系とは似て非なる柄となっています。

 

〈荷棚〉
f:id:nanaman_train:20231216160216j:image

物が落ちにくく、見栄えの良いタイプです。

先述の内装②と同じです。

 

LCD
f:id:nanaman_train:20231216160354j:image

クリーム色です。

 

〈つり革〉
f:id:nanaman_train:20231216164018j:image

縦長の二等辺三角形のつり革です。

 

〈袖仕切り〉
f:id:nanaman_train:20231216164121j:image

大型化され、木目調のものとなっています。

 

〈銘板〉
f:id:nanaman_train:20231216164208j:image

2021年、総合車両製作所製です。

 

終わりに

いかがでしたでしょうか?

なかなかにカオスなことになっているのが、お分かりいただけたでしょうか。

目黒線系統では、東急3000系とメトロ9000系が変態増結を実行(笑)しており、外観は綺麗な5080系はあまり注目されませんが、乗った際には車内に注目してみてください。

 

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

f:id:nanaman_train:20231216164622j:image

【超古参】8111F、野田線で営業運転!

8111F 普通大宮行 野田市入線

①えっ?8111Fが野田線で定期運用に!?

 東武鉄道の営業用車両では最も古い、8000系8111F。2011年6月に東上線から撤退して以降は、時折臨時列車等で使用される「動態保存車」となり、東武博物館所有となっています。

 

 そんな8111Fが10月28日、11年間在籍した南栗橋を後にして、七光台支所へと転属しました。そして、11月1日より、野田線(アーバンパークライン)で一般運用に充当されています!

 

 

 8000系の営業運転開始からちょうど60年の節目の日から、第三の車生を歩み始めた、8111F。野田線での営業運転の様子をすこし、紹介したいと思います。

 

②外観の様子 in野田線

普通 柏行 大宮公園にて

普通 大宮行 春日部にて

野田線仕様に準じた8111F専用の方向幕を装備

窓の四隅が丸っこくなっているのが特徴

単線区間で対応列車を待つ

③車内の様子

ドアのクリーム色塗りや床緑色化は動態保存車となる際に復元されている

定期運用に充当されても、東武博物館所有であることは変わらない。
昭和38年11月製造。60歳を迎える。

6号車(柏寄り先頭)の広告枠には8000系の写真が飾られている



最後までお読みくださり、ありがとうございました!

七光台支所への転属回送(団臨) 春日部にて




 

 

 

 

 

8111F投入!今がアツい東武野田線(アーバンパークライン)



f:id:nanaman_train:20231029072757j:image

 昨日(10月28日)、東武8000系8111F(原型顔・ツートンカラー)の、南栗橋車両管区七光台支所への転属回送(ツアー)が行われました。

 

 車齢60年を超えてのまさかの定期運用復活へ。野田線のアツい冬(?)が、始まろうとしています。

 


f:id:nanaman_train:20231029073154j:image

 団体臨時列車として運行されて多くの人が楽しまれていたほか、筆者のように各駅で撮影されている方も多く見られました。

 

 急行灯?種別灯?標識灯?補助灯? 正式名称はわかりませんが、先頭車・後尾車ともに最上部のライトが点灯していました。カッコイイです☆


f:id:nanaman_train:20231029073304j:image

↑詳しくはYouTubeでどうぞ。

https://youtu.be/-9-yfT-Q9jk?si=Qd64kry96BBLRLza

 

 

 

 

 また、野田線にはもう1編成、注目されている編成がいます。それがこちら!


f:id:nanaman_train:20231029074409j:image

8150Fです。この編成は、8111Fを除く営業用車両としては、東武鉄道の最古参編成です。

 

 野田線では来年度から新車の投入が予定されており、動態保存でない営業編成として最古参のこの編成は、真っ先に置き換えられる可能性もあります。

 また、この編成は検査期限が近く、このままだと新車投入よりも先に検査期限に到達してしまいます。流石に50歳をとっくに超えている車両に全般検査を施すとも考え難いので、もしかするとそのタイミングで引退かもしれませんね。

 

 8111Fのインパクトがあまりに強く影に隠れがちですが、8150Fも注目ですね。


f:id:nanaman_train:20231029083919j:image

 

 最後までお読みくださり、ありがとうございました。


f:id:nanaman_train:20231029084034j:image

ネタまみれの川越線!E653系(水色K71編成)初運用&185系。2つの臨時特急が同一日に運行!


f:id:nanaman_train:20231014113118j:image

 2023年10月14日(鉄道の日)、川越線には、ふたつの臨時特急が走りました。

 

 1つ目が、上写真のE653系K71編成を使用した特急、川越物語号です。

 この列車は、K71編成の勝田転属後の初運用となりました。水色の塗装は常磐線特急時代には見られなかったものですが、似合ってますね。カッコイイです。日立〜川越間を一往復しました。

 

 

 


f:id:nanaman_train:20231014113131j:image

 2つ目が、こちら185系B6編成を使用した特急、蔵の街川越号です。

 185… いつまで使う気なのでしょうか。鉄道ファン的には、昔懐かしい特急車に乗ることができ良いですが、一般の方からしたら、うるさい窓の開く古い車両ですからね。西日本で残る381も、置き換えが間もなく始まりますが、185のほうがあとまで残ったら面白いですね。

 この列車は、海浜幕張〜川越間を一往復しました。

 

 

 

 この他にも当日は、大宮発着ですが、E653系K70編成(国鉄特急)を使用した臨時特急、海浜公園コキア大宮号も運転されていたようです。

 特急車両ファンのひとたちにとっては、最高の鉄道の日ですね。

 

 最後までお読みくださりありがとうございました。

東急3020系、とうとう相鉄でアルバイトした模様。


f:id:nanaman_train:20231009105832j:image

 2023年10月9日、東急3020系の3121Fが、相鉄線内完結の「海老名発快速横浜行」「横浜発快速海老名行」の運用に入りました。

 

 水色の帯をまとう車両が、青い種別(快速)と、青い駅ナンバリング(SO--)を表示して、青い街横浜にいく。なんかカッコよくないですか?(知らん)

 


f:id:nanaman_train:20231009110245j:image

 途中の西谷では、鳩ヶ谷から来た、同じ東急目黒線5080系と並びました。相鉄も新時代に入ってますね。

 

 相鉄横浜でのようすはYouTubeで公開していますので、ぜひ見てください。

https://youtu.be/IkhJNnjxfok?si=erAycveXGYCcL0ge

 

 

〈おまけ〉

f:id:nanaman_train:20231009110310j:image

そうにゃんトレインキター!!!

 

【黄色帯】西武6000系、6117Fを見てきました!

6000系 6117F 練馬高野台にて

 銀の車体に黄色い帯。見慣れているようで、どこか真新しく、でも懐かしい。そんな西武線が、この度運行を始めました。

 

①コイツは何者?

 この、よくある西武の黄色電車より少し明るい電車は、西武6000系6117F「西武有楽町線開業40周年記念列車」です。

 

 2023年、西武有楽町線(新桜台小竹向原間)は、開業40周年を迎えました。そこで、開業当時に走っていた車両を再現しようとラッピングされたのが、今回の6117F、ということです。

 

 

②何故黄色帯に?

 ところで、この黄色い帯、なんの車両をイメージしたものだと思いますか?

 

 「黄色い西武線」2000系列などなどと同じ色にした、というわけではありません。実は、「営団地下鉄7000系」をイメージした黄色なのだそうです。

 

 というのも、西武有楽町線新桜台小竹向原間で開業した際は、まだ練馬駅に到達しておらず、他の西武線とは繋がっていなかったのです。そこで、とりあえず営団7000系のみを使って営業運転を始めました。

 営団7000系はすでに引退しているため、今回は「西武の電車が」「営団の古い車両を模して」黄色帯になった、というわけです。

 

 

 なお、11月からは、池袋寄りの先頭車に、ヘッドマークを取り付けて運行する予定です。ヘッドマークなしの顔を池袋・新木場方面行きで撮影したい方は、お早めに。

 

 

③黄色帯の6000系、運用は?

 6117Fは、西武池袋線狭山線西武有楽町線東京メトロ有楽町線副都心線東急東横線横浜高速みなとみらい線を走っています。

 

 少し前に同じ6000系を使って走っていた「幻日のヨハネ」ラッピング車とは異なり、西武線から飛び出して各社線へ直通する運用にも、積極的に充当されている模様です。

 

 運用は固定されていませんが、「西武線アプリ」の列車位置情報では、この編成は特別なアイコンで表示されますので、どうしても会いたい、という方は、西武線アプリで探してみてはどうでしょうか。

 

 

④まとめ

 今回は、西武6000系 6117F「西武有楽町線開業40周年記念ラッピング車」についてでした。

 

 サステナ車両投入も決まり、なにかと話題が多い西武線から、これからも目が離せませんね。

 最後までお読みくださり、ありがとうございました。

 

「サステナ車両」として西武鉄道に譲渡されることが決まった、東急9000系二子新地にて。

 

八丁畷駅〜乗り換え改札は簡易IC改札機〜


f:id:nanaman_train:20240302213619j:image

 南武支線に乗る機会があったので(E127系に乗りに行ったので)、南武支線の面白いポイントを一つ紹介します。

 

八丁畷駅の乗り換え改札?


f:id:nanaman_train:20230924142007j:image

 尻手から一駅の位置にあるのが、八丁畷駅です。この駅は京急線との乗り換え駅となっています。

 

 が、なんとちゃんとした改札機がありません。その理由はおそらく、南武支線のホームが、京急線ホーム(相対式)の跨線橋の役割を兼ねているからだと思われます。

 

 八丁畷駅は、京急南武支線が直交しており、京急は相対式2面2戦、JRが1面1線となっています。なお、JRの南武支線の線路の隣に、複線の貨物線が通っています。

 改札は、京急の両ホームの品川方に1箇所ずつあります。下りホームに東口、上りホームに西口です。ですが、西口側には駅係員がいません。そのため、京急の上りホームを利用する人でも、南武支線ホームを経由して東口に向かう需要があるのです。

 

 自動改札機等を設置してしまうと、京急跨線橋としての役割を果たせなくなってしまいます。また、そもそも自動改札機を設置するにも場所が少ないことも理由かもしれません。

 


f:id:nanaman_train:20230924142020j:image

 

 今回は、八丁畷駅の乗り換え改札についてでした。最後までお読みくださり、ありがとうございました。

【硬券入場券】相模鉄道 横浜駅 相鉄・東急直通線開業記念赤帯硬券

↓表面
f:id:nanaman_train:20230810143806j:image

↓裏面
f:id:nanaman_train:20230810143820j:image

 

 相鉄・東急直通線開業を記念して期間限定で販売された、赤帯硬券入場券です。

 

 駅の1階改札口、有人窓口のみでの取り扱いでした。完全にきっぷ鉄向けです(笑)

 

 日付はその場で駅員さんが入れてくださいました。

E127系 南武支線(南武線浜川崎支線)で運行開始!!!〜新潟からの中古車〜


 

 2023年9月13日より、南武線(浜川崎支線)で、新型車両(新潟から来た中古車)のE127系が営業運転を始めました。

 

 営業運転初日となった13日は、01H運用(終日運用)にV1編成、03H運用(朝ラッシュのみ)にV2編成が使用されました。205系が走らない、南武支線にとって歴史的??な日となりました。

 

 

 E127系VVVFインバータ制御を採用しており、これは同線区の営業列車では初採用です。

 

 地方都市出身のE127系は3扉車なので、乗車位置案内が張り替えられています。

 

 

 幕式の行先表示機は、南武線浜川崎支線で使われるのは約20年ぶりです。(が、101系のときはほぼ固定でしたので幕回しが日常的に見られるのは初?)

 

 



f:id:nanaman_train:20230916160619j:image

使用されていない(使用停止処置がとられているかは不明)ドアボタン

新潟駅高架化の際に設けられた機器箱。邪魔な箱として残っている。

 

 3扉なので、長いロングシート。モケットは新潟時代のものが引き続き使用されています。(南武支線205系の音符デザインは受け継がれませんでした) 鉄道ファン目線では、キムワイプ色だった頃を思い出させてくれて良いですね。

 また、(写真ではわかりにくいですが)車内広告が一切ついていません。一時的なものなのか、今後も広告無しの状態が続くのか気になります。

 トイレは封鎖、業務用室(邪魔なとこ)となっています。また、先頭部の座席は機器が設置されているため新潟時代末期に撤去されたままになっています。

 半自動ドアボタンは存置されていますが、今のところは使用されていないようです。。

 


f:id:nanaman_train:20230913195829j:image

 ハロゲンランプ前照灯、幕式の行先表示、でかでかと右上に鎮座するJRマーク。平成初期感があって良いですね。

 

 

 ちなみに、同じく「中古車」が入って話題だった中央線の209系より、こちらの方が車齢は高いようです。(中央線は余命宣告済、こちらはニューフェイス)

中央線の209系1000番台 トタ82編成 常磐緩行線から2018年に転属。

 

 

 ということで、南武線浜川崎支線にて第二の人生を歩み始めた、E127系について紹介しました。最後までお読みくださり、ありがとうございました。

 

【さらば205系王国】南武支線、間もなく新時代へ。〜E127系運行開始直前〜

 



 明後日、9月13日から、南武線浜川崎支線に、新潟から来た新しい「中古車」E127系がデビューする予定です。

 

 これにより、長らく南武支線を支えてきた205系1000番台は、多くの運用を失うことと思われます。(当面は1編成の残留が見込まれますが… 検査期限の一番遠いW4編成が残るでしょうか?)

 

 明日で、205系のみが南武支線を走る日は、おそらく最後になると思われます。

 

 ありがとう、205系

 

 

↓ここから、W1編成とW2編成の写真集です。(W4編成は記録していない今後も残る可能性が高い気がしているのでナシ…)

 

W1編成

W1編成 尻手入線

 

W1編成 尻手にて

 

 

 

W2編成

W2編成 尻手にて





W2編成 浜川崎にて

 

音楽の街 川崎をイメージしたラッピング。小田栄駅開業時に追加された。
音符モチーフの座席モケットとともに、南武線らしさを出している。

 

 

 

 

 

最後までお読み下さり、ありがとうございました。

 

 

 

乗車口案内はすでに3扉(E127系)仕様に。4扉車(205系)には矢印で対応。

世代交代を象徴する1枚。